MOTHER2
コピーライター糸井重里が世に送り出したRPGとして有名に。
舞台は中世ヨーロッパでもSF世界でもなく、現代に近いアメリカらしき架空の世界で、キャッシュカードの概念や「電話」によるセーブといった斬新な設定が話題になりました。
主人公は、どこにでもいそうな普通の少年。
だから、体力を回復するのは薬草の代わりにハンバーガーなどであり、武器は剣の代わりに野球のバットです。
小さい頃に体験した「宝捜し」をしているような感覚に似ている。
友達と一緒に遠くの町へ冒険しに行ったときの感覚。
映画「スタンド・バイ・ミー」を思わせるような、そんな雰囲気が、うまい具合に表現されていた。
一見ほのぼのしているが、墓場や廃工場探検など結構怖さを感じさせる演出も多い。
「エンディングまで、泣くんじゃない」。
当時、こんなコピーが広告に踊っていたが、ちょっと甘酸っぱいストーリーに実際涙したプレイヤーも多かった筈だ。
BGMはプロのミュージシャンによる作曲によるもので、ゲームの世界観に見事にマッチしていた。
ゲーム内容そのものにもメロディが深く関わっている。
近年になってサントラが再販されるなど根強い人気を誇っています。
糸井氏独特の台詞の言いまわしなど、ちょっとしたアクがあって、好き嫌いは分かれる作品かもしれない。
MOTHER2 (任天堂)
RPG 1989年 発売