ファイナルファンタジー
1986年の「ドラゴンクエスト」の発売、及び翌年の「ドラゴンクエスト2」の発売により、その頃のファミコン界は未曾有のRPGブームに沸きかえっていた。
それこそ雨後の筍のように各メーカーはRPGを発表していた。
しかしよりによってファミコン初の本格的RPGが「ドラゴンクエスト」だった事が業界に災いしました。
なぜかというと、「ドラゴンクエスト」が、開祖にして最高のRPGだったからです。
各メーカーは、その完成度ゆえドラクエが完成させたいわゆる「ドラクエスタイル」を踏襲せざるを得なかった。
その結果それらの作品は結局ドラクエの劣化コピーの域を出ず、「ドラクエスタイル」を否定した一部の野心的な作品も、到底ドラクエの完成度には及ばないという事態に陥ってしまった。
そんな中、「ドラクエ2」の発売から約一年後。
久しぶりに「本気」のRPGが発表された。
そのゲームの名は「ファイナルファンタジー」。
雑誌の新作情報からして「本気」がビンビン伝わってきた。
その為、そこそこ高い期待の中、記念すべき「ファイナルファンタジー」の一作目は発売された。
この作品も「ドラクエスタイル」を踏襲しているのだが、その作り込みとシステムにおいてのドラクエとの差別化により、一部ドラクエスタイルからの脱却の成功を見せている。
ファイナルファンタジー (スクウェア)
RPG 1987年発売