名作ゲームレビュー

レトロゲーム中心のレビュー

Archive for the ‘SFC’


ファイナルファイト

カプコンが生んだ格闘・横スクロールアクションの傑作。
はじめは「ストリートファイターII」のような対戦型アクションとして開発されていたらしいです。
それだけに、個性ある大きなキャラクターが、画面いっぱいに暴れ回るのが特徴。

超犯罪都市・メトロシティの市長、ハガーの娘が犯罪組織のマッドギアに誘拐された。
彼女を助け出すために、ハガーとその知人コーディ、ガイの3人が敵の本拠地へ乗り込んで行く…という単純明快なストーリー。

ファイナルファイト (カプコン)
格闘アクションゲーム 1989年発売

ドラゴンクエストVI 幻の大地

5に続くドラクエのスーパーファミコン作品第2弾。
主人公は平和な村に住む普通の少年です。
表の世界と裏の世界を行き来し、ハッサンやチャモロといった個性的な仲間を加えつつ冒険する、4に引き続いてのキャラクター重視型のストーリーになっている。
3以上に「職業」にスポットが当てられ、転職をくり返すことで特技を覚え強くなっていく。
敵モンスターがアニメーションで動いたり、装備品によって変化する、「かっこよさ」などの新要素も導入された。

一番気になったのが転職システム。
同一の職業にすると、みんながみんな同じ特技や呪文を習得し、同じように成長するのはいかがなものかと思ってしまう。
この転職システムのせいで、せっかく設定されたキャラクターの個性が台無しにされてしまっているように思える。

ドラゴンクエストⅥ 幻の大地 (エニックス)
RPG 1995年発売

MOTHER2

コピーライター糸井重里が世に送り出したRPGとして有名に。
舞台は中世ヨーロッパでもSF世界でもなく、現代に近いアメリカらしき架空の世界で、キャッシュカードの概念や「電話」によるセーブといった斬新な設定が話題になりました。
主人公は、どこにでもいそうな普通の少年。
だから、体力を回復するのは薬草の代わりにハンバーガーなどであり、武器は剣の代わりに野球のバットです。
小さい頃に体験した「宝捜し」をしているような感覚に似ている。
友達と一緒に遠くの町へ冒険しに行ったときの感覚。
映画「スタンド・バイ・ミー」を思わせるような、そんな雰囲気が、うまい具合に表現されていた。
一見ほのぼのしているが、墓場や廃工場探検など結構怖さを感じさせる演出も多い。

「エンディングまで、泣くんじゃない」。
当時、こんなコピーが広告に踊っていたが、ちょっと甘酸っぱいストーリーに実際涙したプレイヤーも多かった筈だ。
BGMはプロのミュージシャンによる作曲によるもので、ゲームの世界観に見事にマッチしていた。
ゲーム内容そのものにもメロディが深く関わっている。
近年になってサントラが再販されるなど根強い人気を誇っています。
糸井氏独特の台詞の言いまわしなど、ちょっとしたアクがあって、好き嫌いは分かれる作品かもしれない。

MOTHER2 (任天堂)
RPG 1989年 発売

かまいたちの夜

ミステリ作家の我孫子武丸氏がシナリオを手がけ、サウンドノベルシリーズ第2弾として話題を呼んだ名作です。
舞台は山あいの地に建つ冬のペンション。
恋人と二人でここを訪れた主人公は、恐るべき事件に巻き込まれてしまう。
主人公は事件を解決し、無事にペンションを後にできるのか…。

数年後に移植されたプレイステーション版ではフローチャート機能が付き、一度選んだ選択肢は色が変わるという親切設計になりました。
もう1つ隠されていたのが金のしおりです。
これはすべての選択肢を選ぶのが条件だったらしく、私はSFC版では、ついに出現させることができませんでした。
その意味で、SFC版は本当にゲーマー泣かせだった。
過去にどの選択肢を選んだか、色分けされないから覚えてないし、フローチャート機能もなかった。
エンディングの後はまた最初から読まなければいけないし、読み進めや、読み戻しの機能もないもない。
でも、そのおかげで、何度も何度も読み返したストーリーは一層心に残ったし、新たにシナリオを発見した時の喜びはとても大きかったです。
当たり前だが、ゲームとしての寿命もとても長かったような気がします。
今のようにネットが普及しておらず、情報が少なかった時代だったのもその要因だと思います。
隠しメッセージやダンジョンの存在は、やり込んだ人でさえ今もって知らない人もいると思われる。

かまいたちの夜 (チュンソフト)
サウンドノベル 1994年11月25日発売